かつて、真乗開祖は、「仏教の精神は、あくまで『融和』であり『融合』である」と語りました。そして、融和の一歩は、相手を尊重する「合掌の精神」であると説いています。
関西本部のある兵庫県芦屋市から、姉妹都市であるアメリカのモンテベロ市に贈呈するためのお像を造ってほしいという依頼を受け、伊藤真乗は、1967年、幼い姿の聖徳太子像を制作しました。
日本に仏教を広めた聖徳太子は、その十七条憲法にも、仏教の精神を取り込んで、その最初に「和を以って貴しとなす」と定められたことで、知られます。そこに真乗は着目し、「人類の平和を願って聖徳太子の像を贈るということは意義あることではなかろうか」と、太子7才の合掌しているお相の像を刻んだのです。その「合掌の精神」は、真如苑のさまざまな法要や交流行事のなかで、生きています。そしてこの像は、今も、モンテベロ市の市庁舎で、訪れる人を迎えています。









































