4 月8 日、応現院において、苑主・伊藤真聰を導師に「降誕会」を厳修しました。法要の模様は、震災の影響で当日、参座できない信徒が多くいるため、9 日と10 日にVTR 拝聴日が設けられた他、ダイジェスト版がインターネットのYouTube に公開されました。
(http://www.youtube.com/shinnyoeninfo)
法要開式前には、この度の東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福を祈り、参座者一同により黙祷が捧げられました。その後、御仏尊前に燈明と香華が捧げられ、導師による神分奏上、散華、大般涅槃経の読誦により法要が荘厳されました。
読経の後、苑主は花御堂にお祀りされた誕生仏に洒浄をすると、甘茶をかけて供養を行いました。そして挨拶に立ち、「み仏の智慧と慈悲、功徳が遍く亘されま すよう、東日本大震災犠牲者の追福と、罹災者の安穏息災を心より祈念致しました。教主様は『心と行いの荘厳に、転生の意義と出離の真実がある』と説かれま す。仏の子として“心の誕生”を誓い合い、他に慈しみの真を運ぶ愛他の実践に踏み出し、日本再生と世界平和に向けて大乗の七歩目を力強く記して参りましょ う」と教徒に語りかけました。
法要後には、全国で参座した教徒も、それぞれの本部支部寺院で甘茶供養を行い、それぞれに心の転生と足許の実践をお誓いする法会となりました。