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常住祭を執行

2012.03.28

3月27日(火)、28日(水)の両日、午前11時より悠音精舎(大阪府高槻市)において苑主・伊藤真聰を導師に、「常住祭」を執行しました。
常住祭は、真如苑で行われる三大祭(常住祭、応現祭、一如まつり)の一つで、開祖・伊藤真乗(1906-1989)の誕生を寿ぎ執行していた「教主誕生祭」をその前身とし、開祖の遺徳を讃え、開祖が願い続けた大乗利他の精進を誓う大祭です。

本年は初日の27日に一切万霊に廻向の功徳を向ける「真如功徳廻向法要」として執行。翌28日は開祖の妻・摂受心院の生誕百年記念事業の一つとして修築工事を行っていた関西本部 (兵庫県芦屋市)を再び開眼する修築開眼法要として執行しました。

関西本部は昭和39年5月に開設した関西地区初の精舎で、開祖夫妻は精舎設定を求める関西教徒の切実な願いに応えるべく昭和38年6月より、関西60ヶ所 以上の候補地を見聞し、ようやく巡り会った場所でした。かつては「万代荘」と称され芦屋市の迎賓館としても使われていた数寄屋造りの名邸であり、開祖夫妻 は、その洗練された意匠を残しつつ、仏舎として荘厳するための改修を施し開設されました。開祖謹刻の涅槃尊像が安置されています。
信徒にとっては、開設後、開祖夫妻が毎月のように足を運び、教徒の信心育成に力を注いだ場所であり、また昭和42年8月に当時、苑主であった摂受心院が遷化した場所でもあります。
その落ち着いた佇まいや、陽光差し込む穏やかな雰囲気は、誰とも分け隔てなく接した摂受心院の面影を身近に感じられる精舎として、今も教徒の心の依り処となっています。

修築工事完了により、関西本部に開祖謹刻の涅槃尊像ならびに仏法を守護する護法善神、笠法稲荷大明神を再び安置し、3月16日に地鎮鎮壇の儀を執行。26日には、関西の代表教徒が参座する中、苑主の導師により奉安の儀が行われ、28日の入仏開眼を迎えました。

 

関西本部
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