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「応現祭」を3日間にわたり執行

2012.05.05

5月5日、6日、9日の3日間にわたり、「霊祖生誕百年 応現祭」を苑主・伊藤真聰を導師に執行しました。 「応現祭」は、3月の「常住祭」、11月の「一如まつり」と併せて、真如苑三大祭の一つであり、開祖・伊藤真乗の妻である摂受(しょうじゅ)心院(しんいん)の誕生を寿ぐと共に法母(ほうぼ)への感謝と、接心や霊妙を通して救われた報謝の信を捧げる法会です。
本年は、摂受心院の生誕百年にあたり、3日間にわたって法要が行われました。第1日目の5月5日には、根本道場真澄寺のほど近くにある、信徒会館・記念 館(立川市富士見町)の跡地にて、「接心道場復建地鎮祭」を奉修し、併せて、霊祖摂受心院の生誕百年を記念して開催の霊祖回顧展「ほとけの心にふれる 法 母(はは)伊藤友司展」のテープカットが行われました。翌5月6日には、応現院(立川市泉町)にて、「霊祖生誕百年 応現祭 真如功徳廻向法要」を執行。そして、摂受心院の生誕百年の5月9日は、応現院で「霊祖生誕百年 応現祭 真如霊妙讃仰法要」を奉修しました。

5月5日「霊祖生誕百年 応現祭 接心道場復建地鎮祭」

午前11時、苑主・伊藤真聰を導師に、「霊祖生誕百年 応現祭 接心道場復建地鎮祭」が執行され、建設予定地に設営された大型テント内には、約200名の代表教徒が参座しました。応現院・総本部には合計約1万3千人の 信徒が参集し、法要の模様は、全国本部支部94ヶ所に衛星中継されました。

接心道場は、救われた信徒が“接心”の礎を築いた両童子の「みなさんの心の休み場所を先に」との意を受けて建設され、昭和33年5月20日に落慶しまし た。また、接心道場は、開祖謹刻による大涅槃尊像が初めて安置された道場でもあります。大般涅槃経の一節に邂逅した開祖・伊藤真乗は、一人ひとりの仏性を 開発するべく一刀三礼の祈りをもって約3ヶ月で大涅槃尊像を謹刻。両童子の土台の上に落慶なった接心道場に、多くの信徒が親しみ、精進と接心修行を重ねま した。やがて、昭和52年、総本部第二精舎(昭和54年落慶)の建設を機にやむなく解体となりましたが、青年会発足50周年となる平成16年に、接心道場 の復建が打ち出され、以降、信徒は大乗利他の精神で取り組みを続け、8年後の5月5日、地鎮祭を迎えました。

 

真如苑_接心道場復建地鎮祭
 

午前11時、法要が開式。三帰礼拝の後、パーリ語による総礼文、三帰依文、五戒文の読誦の後、代表教徒が願文を奉読。続いて、導師による神分奏上の 後、苑主と代表教徒によって、中央ならびに東西南北の四方に塩でお浄めの儀が行われました。読経では、参座教徒も一緒に大般涅槃経高貴徳王菩薩品を読誦。 また、生前、摂受心院がいつも心を込めて唱えていた「不動明王慈救の咒」は、教徒一同によって、霊祖生誕百年の年に地鎮祭を迎えた感謝と誓いを込めて唱え られ、会場に祈りが拡がりました。
読経が終わると、苑主をはじめ代表教徒や建設工事関係者が、塩、浄水、御神酒で敷地内外のお浄めを行い、その後に五穀供養、そして鍬入れの儀式をもって起工式が行われ、結界されました。
苑主は挨拶で、「涅槃経に示す『如来神通の功徳』を顕現すべく、本地鎮祭を以って地神、諸霊を鎮め、守護を請い、み仏をお祀りする聖地として結界しまし た。併せて建設工事の無魔成就を祈願しました。開祖は『仏舎建立に導く、互いの日々の歩み』を希います。日々、優しく温かな利他の慈を遍くの方々に振り向 け、心の荘厳行に踏み出して参りましょう。」と語りかけました。当日は、接心道場復建の発願当時その中心となって青年を導いてきた信徒をはじめ、昭和33 年落慶当時を知る信徒も法要に参座し、各々、今後の更なる利他行の精進を誓い合いました。

地鎮祭終了後、苑主は、霊祖生誕百年を記念して開催される「ほとけの心にふれる 法母(はは) 伊藤友司 展」(霊祖回顧展)の会場へ移動。総本部第二精舎の回顧展会場入口にて、回顧展ならびに接心道場の一部が再現された復建真澄寺史料館のテープカットを行い ました。回顧展では、初めて一般に公開される摂受心院の生前の品々、写真なども展示されます。開催期間は5月11日から12月22日まで、総本部にて行わ れる予定です。

法要・行事
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