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14回目のハワイ灯籠流し

2012.05.28

米国メモリアルデーにあたる5月28日午後6時、ハワイのアラモアナ・ビーチに4万人を超える市民や観光客が集まり、14回目となるハワイ灯籠流し が行われました。ハワイ灯籠流しでは、心を運びたい亡き家族や先祖、大切な人への惟いやメッセージを自由に灯籠に書きこみ、ビーチから自分で流すことがで きます。当日は早朝より申込の長い列ができ、3700基が無料で配布されました。

 

ハワイ灯籠流し
 

式典で苑主は、ホノルル市長、ハワイ州法務長官、伝統フラの指導者、プロテスタント教会女性牧師とと共に、「融和の灯」を点火。灯籠に洒浄を行い、 祈念を込めました。そして、不動明王慈救咒を合図に、灯籠はボランティアや市民の手で、夕日が沈みあかね色に染まった海へと流されました。
苑主は挨拶で、「私たちの周りにはさまざまな文化や宗教、思想が存在します。一人ひとりの個性も違います。真如苑開祖・伊藤真乗は『真実の平和はお互いの 理解から生まれる』と諭します。皆がアロハの精神のように他を尊重し、多様性を摂め受け入れれば、融和が生まれます、あらゆる命を常楽の海に結ぶと信じま す」と述べました。式典後、苑主も灯籠を流し、一切万霊廻向と世界平和を祈誓しました。
当日の模様は、地元TV局KGMVで生中継されたほか、全米20州のテレビニュースで紹介。また翌日には地元紙『ホノルル・スター・アドバタイザー』に掲載されました。

なお、灯籠流しに先立ち5月26日には、水施餓鬼廻向法要を苑主・伊藤真聰を導師に真如苑ハワイで奉修。苑主は挨拶で、「式典のテーマ『Many Rivers, One Ocean』のように誰もが優しく温かな川となり、多くの人々を常楽の海へ導く愛他の行いを無辺に渡していかれますように」と述べました。

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