真如苑は、世界最貧国の一つと言われる西アフリカ・ブルキナファソの青少年の自立を支援するため、今年も200万円の助成を行いました。支援は、 2008年より毎年継続しており、現地NGO AS.AED(ASSOCIATION  AIDE A  L’ENFANCE  EN DIFFICULTE)と連携して支援活動を続けています。

ブルキナファソは、内陸国で目立った資源も少なく、人口の8割以上が農業に従 事しています。しかし、地球温暖化による干ばつや豪雨などの影響により収入は常に安定せず、また砂漠化の進行もあり家畜の餌にも困窮している現状がありま す。大人の生活も十分でない中に犠牲となるのは子供たち。栄養失調や感染症による乳幼児の死亡率も高く、識字率の低さ、児童労働など、様々な問題が山積し ています。

その中で、真如苑は、貧困や複雑な家庭環境により就学できない子どもたち、また、家出をして路上生活を送る子どもたちに向け、 ストリートチルドレンの保護や職業訓練支援(木工や溶接、自動車整備など)、就学の機会に恵まれない18歳以下の女子へ裁縫教室、貧困家庭の子どもの就学 支援、就学場所の提供などを行っています。2011年11月には職員2名が現地へ赴き、現状の確認と意見交換を行いました。