12月16、17日の日程で、職員は、ケニアの2つの村に赴き、UNEP(国連環境計画、本部ケニア・ナイロビ)およびケニア政府水資源管理局の関 係者と共に、UNEPプログラムにより完成した砂ダム(写真上)と貯水槽(写真下)を視察しました。亜乾燥地帯に属するケニアのヤッタ・マシンガ地区は、 地球温暖化の影響もあり近年、深刻な水不足が課題でした。砂ダムと貯水槽の完成により、女性は毎日20リットルのポリタンクを抱えて数キロ先まで運ぶ水く みから解放されます。
2012年3月、苑主・伊藤真聰はUNEP本部で「環境と癒し」をテーマにスピーチを行い、人類発祥の地とされるケ ニア大地溝帯(グレート・リフト・バレー;Great Rift Valley)を臨むライキピア自然保護区内で、斉燈護摩併せて灯籠流しの法要を執行。その後、UNEPの「ヤッタ・マシンガ地区生態系強化プロジェク ト」に賛同し5万ドルの寄付をおこない、今回実を結ぶ結果となりました。