法要後、来賓を代表して南カリフォルニア大学 ダンカン・ウィリアムズ教授が次のようにご挨拶くださいました。
「智慧・慈悲、の両方が無ければ、また、過去・現在・未来に渡る生きとし生けるものが手を携えなければ、自由と解放に進む事はできないと考えます。適切な 薬を適切なタイミングで差し出すが如く偉大なる法を説いた釈尊のように、真如苑は智慧と慈悲の融合で私たちの目を開かせてくださいます。伝統と革新が融合 したこの“ハイブリッド”な教えは、グローバル化した今の世界を癒し、平和をもたらす救けとなるでしょう」
苑主はこのご挨拶を受け、
「私たちの社会ある様々な問題の解決に向け、自らが役に立ちたいと願い行動する時、慈悲と智慧が生まれます。それが、仏性…善なる個性として輝く、これが 涅槃経の『悉有仏性』です。誰もが持つ可能性こそ真如であり、それを尊重・結集すれば無限の祈りとなり、大きな光が世界を照らします。ともに友の心を荘厳 し、和の行動に邁進してまいりましょう。」 と述べました。