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不動明王勧請の日・納めの法前供
2014.12.28
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12月28日、全国各依処を中継で結び、応現院・明王の間において、苑主導師により「不動明王勧請の日・納めの法前供」が行われました。法要に際し、根本堂宇である真澄寺奥の院本尊「大日大聖不動明王」の厨子が開扉されました。
この日は、一年最後の法要が行われる納めの日であり、同時に真如苑にとっては、出発を意味する意義深い日でもあります。
開祖・伊藤真乗が縁あって「大日大聖不動明王」を勧請したのが、昭和10年12月28日であり、ここを機に、明くる正月より妻・友司(霊祖摂受心院)と共に寒三十日の修行に入り、立教へと至ったのです。
法要後、苑主は信徒に向けて
「79年前のちょうどこの日、開祖は百度百杯の水垢離をとられ、まだ真澄寺もないところに、不動明王様をお迎えになられました。絶対に揺るがない不動明王の姿を開祖・霊祖が貫かれ今日があります。79年を経た本日、各依処で参座の方々と心一つに慈救の咒をお唱えすることができ、感謝の思いで胸がいっぱいになりました。来年もみなで支えあい、自他共に喜びとなるよう精進していきましょう」
と親しく語りかけました。
法要・行事