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北陸本部で降誕会
2015.04.08 -
釈尊のお誕生を祝う4月8日、北陸本部(石川県金沢市)において全国の依処と中継を結び、苑主・伊藤真聰の導師により降誕会が厳修されました。
「降誕会」は、釈尊がお悟りを開かれた「成道会」、涅槃に入られた「涅槃会」と合わせ、三仏会として多くの仏教寺院において大切にされている法会の一つです。
法要の中では、真如密により祈念込められた誕生仏を花御堂(はなみどう)にお移しし、釈尊のご生誕を寿ぐ甘茶供養が行われました。
導師を務めた苑主は、”天上天下唯我独尊”という釈尊誕生時の伝承を引用し、
「釈尊は、六道輪廻を越え、七歩歩んで悟った者は我一人、と語られたといわれますが、皆様も”悟れる性”、仏性をお持ちなのです。自分中心に考える心から、相手が良くなるように祈る心、利他の心に変わることで仏性(悟れる性)は磨かれます」
と、釈尊が誕生された日を機に、”心の転生”に踏み出していく大事を説きました。
