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救急車寄贈 ネパール大地震に緊急支援

2015.04.29
真如苑は、4月25日にネパールの首都カトマンズの北西約80kmを震源に発生した地震の被害に対する緊急支援を実施しています。

地震発生当日より、現地教徒と連携して情報を収集。現地はかなりの混乱状況にあり、支援物資もネパール東部までしか輸送できず、民間の組織的な支援を受け入れられる段階ではないとのこと。そこで、まずは義援金の寄付を決定し、4月28日、教団職員が緊急支援金100万円を在日ネパール大使館に届けました。あわせて、カトマンズ南西の古都パタンで活動する、地元の青年団体MAHAPA SOCIAL SERVICE TRUSTと連携を取り、救急車を寄贈して、ガソリン代や人件費等の必要経費も真如苑が1年間負担する支援を決定。救急車は既に現地に運ばれており、今後、救援活動に活用されます。

現在は、現地と連携を取りながら、職員の派遣、真如苑救援ボランティアSeRVによる支援活動の準備を進めています。

また、28日の護摩法要では、苑主・伊藤真聰が導師を務めて被害鎮静、被災者の安穏を至心に祈念しました。法要後に挨拶に立った苑主は、参座の信徒に教団一丸となっての支援を呼びかけ、信徒も拍手で応え、賛同を表しました。

続いて苑主は、自身の12年前のネパール訪問について触れながら、「亡くなられた方々、ご家族や愛している方、周りの方々が亡くなって悲しまれている方々に心を添わせる思いで合掌し、まことを込めて不動明王慈救咒と、″南無真如″をお唱えしたいと思います」と呼び掛け、中継を結んだ国内各依処で参座の信徒とともに、犠牲となられた方々へ衷心廻向と被災された方々の安穏を祈り、不動明王慈救咒と「南無真如」を唱和し、祈りを運びました。

真如苑は、2003年からこれまで、MAHAPA SOCIAL SERVICE TRUSTや現地の病院に通算3台の救急車を寄贈しているほか、2008年8月に発生した洪水被害に対する義援金支援や、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)や日本ユネスコ協会連盟の「世界寺子屋運動」への寄付を通じて、医療や教育、難民支援などを重ねています。

 真如苑は、今後も現地の情報収集に努めながら、できる支援を重ねてまいります。
社会貢献活動
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