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開基80年 寒修行護摩供
2018.01.29
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10時30分より、総本部 復建真澄寺ご宝前と全国の精舎を祈り一つに結んで、苑主・伊藤真聰導師により「寒修行護摩供」が修められました。当苑では、立教当時、開祖夫妻が行った「寒三十日の行」の原点を心に刻む修行として、毎年1月中旬から立教記念の2月8日にかけて、開白・中願・結願の三つの期間に分けた「寒修行」が行われます。開基80年の今年は、真澄寺開基の原点を心に刻み、一人ひとりが利他行に踏み出していけるようにと、復建された真澄寺ご宝前にて、結願のはじまりとなる29日に護摩法要が行われました。
法要に先駆け、復建真澄寺に安置の不動明王のお厨子が開扉され、護摩供が修されました。内陣には職衆として開祖夫妻の在世時より事務局にて奉職してきた信徒が、また、外陣には今年真澄寺と同じく80歳を迎え、古くより信心を貫いてきた信徒が代表者として参集しました。
法要後、苑主は不動明王のお厨子を開扉してお護摩を修めたことに触れ、「皆さん方の肉体はお厨子と同じです。心にお不動様をお迎えして、真如の教えを貫き、不動心で精進、一人も多くの方に救いがわたっていくよう、次に渡してください」と参集した信徒に語りました。
法要・行事