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秋季彼岸会併せて一切万霊衷心廻向法要
2022.09.23
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応現院において、苑主・伊藤真聰を導師に秋季彼岸会併せて一切万霊衷心廻向法要を執行。この模様は全国本部支部に中継され、ウェブ上においてもライブ配信されました。
当日は、開式とともに苑主が入場。はじめに国内外の自然災害、疾病、紛争犠牲者、一切万霊のご冥福を祈るべく、参座者一同で黙とうを捧げました。ついで、読経がはじまり、苑主が聖壇に諸精霊を引摂して廻向の祈りを至心に手向け、代表者も飲食供養の儀を行い、祈り重ねました。
春と秋の彼岸会は、本尊に向かう壇に加えて、参座者に向かう壇を設置して奉修しており、読経中、苑主は参座者に向かう壇に移動して、参座者にむけて洒浄を修し、祈念込めました。
また、真如苑では、全国本部支部にその地の特徴を表したお地蔵様を順次奉安しており、本法要の中で、苑主により悠音精舎(大阪府高槻市)の「ごりやく地蔵」、東北本部(岩手県盛岡市)の「さっこら地蔵」、横浜精舎の「はま地蔵」の入魂がなされました。
挨拶に立った苑主は、彼岸会では二つの壇を用いて法要を行うことに触れ、「亡き方々に感謝、功徳を捧げる壇と、今を生きる衆生の幸福、未来の希望を祈念する壇で、過去・現在・未来 三世が一つに繋がるのが真如苑の彼岸会の法要です」と、その意義を語りました。最後に、利他行の大切さを述べ、「まずできる事から始めてみませんか?そこに諸霊と共に喜ぶ道があるのではないでしょうか。遍くに光を与える利他行を共に貫いてまいりましょう」と伝えました。
法要・行事