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国連UNHCR協会、国連WFP協会に計1,000万円を寄付
2022.11.30
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世界中で拡大、深刻化している難民問題や災害、貧困等に対する支援の一環として、2022年11月末日、国連UNHCR協会と国連WFP協会に対して、計1,000万円の寄付を行いました。
2022年5月、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、世界各地の紛争や暴力、人権侵害、迫害等により故郷を追われた人の数が、史上初めて1億人を超えたと発表しました。こうしたなか、当苑は、国連UNHCR協会に対して、人道的緊急事態にとって不可欠とされるシェルターを確保する「シェルタープログラム」を支援すべく、400万円を寄付しました。本寄付金は、長期化するウクライナにおけるシェルター確保のための活動資金のほか、イエメンやスーダンにおける活動に活用される予定です。また、2022年7月~8月にかけての集中豪雨や鉄砲水により、多くの死者や避難民が出ているパキスタンにおける洪水被害への緊急支援として、100万円を国連UNHCR協会に寄付しました。
国連WFP協会に対しては、途上国の子どもたちに栄養豊富な学校給食を無料で提供する「学校給食プログラム」の資金として、400万円を寄付しました。本寄付金は、ウクライナ危機の影響を受けた食料価格高騰の影響で、17万8000人分もの給食が停止された南スーダンにおける活動支援等に役立てられる予定です。このほか、既存の貧困に加え、新型コロナウイルスの蔓延、政治危機という三重苦により、国民の4人に1人にあたる1320万人以上が食料不足に陥っているミャンマーへの緊急支援金として、同協会に100万円を寄付しました。
1997年以来、国連UNHCR協会、国連WFP協会への支援を継続している真如苑は、今後も国連やNGOへの支援等を通じて、様々な課題や危機に直面する世界中の人々の支援を行ってまいります。
社会貢献活動