真如苑は、社会貢献活動の一環として、地域発展の一助となることを願い、様々な市民活動を応援するための公募助成事業を行っています。このうち、全国を対象とした「真如苑 こども食堂支援助成」と「市民防災・減災活動公募助成」の今年度の公募が終了。審査委員会を実施し、助成先が決定しました。いずれも7月末に助成金の交付を行いました。
「真如苑 こども食堂支援助成」について
「真如苑 こども食堂支援助成」は、2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う突然の臨時休校を機に実施された、こども食堂等への助成をきっかけに2022年度より開始した事業です。様々な困難を抱える家庭や子どもたちに「食事」を提供し、地域における居場所づくりや学習支援等を行う団体を支援しています。
今年度も4月25日から5月25日までの期間に申請を受け付け。6月20日に認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長で東京大学 先端科学技術研究センター 特任教授の湯浅誠氏、社会福祉法人大阪ボランティア協会 理事長の早瀬昇氏らが参加し、応現院で助成審査委員会を実施しました。今年度も、応募団体からの申請書をもとに慎重に審議し、総数29団体への助成を決定しました。
「市民防災・減災活動公募助成」について
「市民防災・減災活動公募助成」は、水害や大規模地震、今後発生する恐れのある自然災害に備え、地域で自助・共助の活動をする団体を対象とした助成事業です。防災の基本理念とされる「自らのいのちは自らが守る」「自分たちのまちは自分たちで守る」に沿い、災害に対する備え、相互連携・支援活動に取り組む団体への支援を通して、地域の防災力の向上に寄与することを目指しています。
今年度は、認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード代表理事の栗田暢之氏、社会福祉法人大阪ボランティア協会 理事長の早瀬昇氏など外部有識者を含む審査委員による書類選考を経て、総数19団体を助成先として決定しました。
◆真如苑 公募助成サイト
https://kobo.shinnyo-en.or.jp/