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水施餓鬼廻向法要・灯籠流し、富士河口湖灯籠流し

2023.08.16
旧盆の送り盆に当たる8月16日、山梨・真澄寺別院で苑主・伊藤真聰を導師に、水施餓鬼廻向法要・灯籠流しを執行しました。
法要に先立ち、昨今の大雨被害やハワイ・マウイ島の山火事をはじめ国内外の紛争、疾病、自然災害、水難犠牲者を含めたすべての亡き方々に、参座者一同が黙祷を捧げました。法要では読経中、開祖・伊藤真乗が、かつて同じ山梨・真澄寺別院で唱えた読経の録音が流れる中、苑主の諸精霊の引摂に続いて、一切万霊に向けた飲食供養が捧げられました。そして苑主が洒浄により祈念込めた代表灯籠・親灯籠が河口湖湖上に浮かべられました。

同日、富士河口湖灯籠流し(主催:富士河口湖灯籠流し実行委員会、協賛:真如苑)が、4年ぶりに制限なしで開催されました。通算17回目の開催となる本年は、灯籠流し会場となる富士河口湖畔の大石公園に加え、隣接する山梨・真澄寺別院の境内を式典会場として使用し、約4500人の来場者が、メッセージやイラストを書き込んだ灯籠、約1300艘を湖面に流しました。山梨・真澄寺別院境内では、来場者が想いやメッセージを書いた約500個の「置き灯籠」も展示されました。
午後6時すぎより、山梨・真澄寺別院の境内で式典「音楽と声明のセレモニー」が行われ、苑主をはじめ実行委員会諸団体の代表者が登壇。自然災害や戦争で犠牲になられた方々などに向けて黙祷を捧げました。続いてオーケストラの演奏と声明衆による読経がはじまり、一切に功徳を渡すため苑主が洒浄を修し、最後に代表の灯籠が湖面に浮かべられました。環境への配慮から灯籠はすべて回収して再利用しています。


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