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真如苑ケニア、ごみ収集のためのトング作成ワークショップを実施
2024.02.11
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真如苑ケニアは2月11日、ケニア布教所(ナイロビ)でごみ収集のためのトング作成のワークショップを行いました。
ケニア・ナイロビに住む約40%の方は貧困層で、住まいにはトイレがなく多くはビニール袋に排泄し、川や谷間に投げ捨て、雨が降るとそのビニール袋が雨水に流され道に氾濫し、それが原因で慢性的に赤痢、チフスが流行します。また安全な靴が無い子ども達はゴム草履や裸足で歩き、足から破傷風や砂ノミに感染し化膿して足を失い、時には命を失うことも少なくありません。その汚染したゴミを安全に拾うためにトングが求められています。
トングはスクラップメタルの帯鉄を材料に、カットと曲げ加工で作られます。5月にはこのワークショップを通じて習得した作り方をシングルマザーに伝えてトング作成を依頼、作業工賃を支払うことを通じた支援を行う予定です。またこのトングを今後、市内の清掃活動を行う市民団体に寄贈し、信徒もごみ拾いのボランティアに参加する予定です。
社会貢献活動