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2024年度「第12回若手難民研究者奨励賞」授賞式を開催
2024.07.13
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7月13日真如苑は、難民研究フォーラムと共催で「第12回若手難民研究者奨励賞」の受賞式を開催し、受賞者4名に奨励金として30万円と賞状が授与されました。
「若手難民研究者奨励賞」は、成果論文の発表機会を提供することで、難民の現状や難民政策に関する研究を行う若手研究者の育成に寄与することを目的に、真如苑主催、難民研究フォーラムの共催で2013年より毎年実施しており、今年度含めこれまで計45件の若手研究者の研究を奨励してきました。本年度は13名からの応募があり、5名の審査委員による個別審査と全体審査を経て4名を選出いたしました。
7月13日の授賞式には受賞者に加え、オンラインを含めて28名の難民研究に関わる方々が参加しました。また授賞式でははじめに審査委員長を務めた人見泰弘氏(武蔵大学 社会学部 社会学科)が4人の受賞理由について語ったのち、「審査委員会の中で4名の研究は高く評価されており、ユニークな研究成果を出していけだけるのかと非常に期待しています。成果を楽しみにしています」と述べました。そして、受賞者がそれぞれ研究計画を発表し、質疑応答の時間では活発な意見交換が行われました。
なお、受賞者の成果論文は「難民研究フォーラム」機関誌である『難民研究ジャーナル』に掲載されます。
本年度の受賞者
南波 慧氏 高崎経済大学非常勤講師(国際関係論)
刈茅 豊氏 青山学院大学大学院法学研究科公法専攻博士後期課程進学予定(難民法、人権法)
大津 真実氏 大阪大学学際大学院機構(地域研究、移民・難民研究)
田中 翔氏 大阪大学COデザインセンター(国際関係論、アフリカ難民研究)
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