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阪神・淡路大震災から30年 重ねる支援活動
2025.01.17
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1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生し、30年の月日が過ぎました。1月17日には神戸市の東遊園地(中央区)をはじめ各地で追悼式典が行われ、また各メディアでも30年前を振り返る特集記事や番組が報道されました。真如苑では法要毎に廻向の祈りを手向けるとともに、今も被災された方の傾聴活動を継続しています。
被災された方々への傾聴活動を継続
ユニベール財団(新宿区、神戸市)は阪神・淡路大震災発生後から今日まで、社会福祉協議会をはじめ諸団体と連携しながら神戸市、高槻市、芦屋市の復興住宅等で被災された方々の傾聴活動を継続しています。1月16日には復興住宅(神戸市)などに住む方のご自宅を訪問して近況に耳を傾け、和やかなひと時を過ごしました。なお昨年度(2023年4月1日~2024年3月31日)はのべ100世帯に自宅の訪問や電話を通じた傾聴等を行いました。

SeRVサイトで連載企画「宗教界におけるボランティアの歩み」
阪神・淡路大震災を機に発足したSeRVは設立30周年となりました。災害支援をとおした経験を伝えるべく、SeRVサイトで対談「宗教界におけるボランティアの歩み」を企画いたしました。宗教学者で宗教者災害支援連絡会の代表を務める島薗進先生と、真如苑教務長 西川勢二による対談です。明治時代以降の宗教者のボランティアの歴史が語られるとともに、継続的支援を通じて「心のケア」の担い手になるなど、宗教者への今後の期待が話し合われました。
社会貢献活動