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ハワイ灯籠流し

2015.05.25
ハワイ灯籠流し現地時間5月25日(月)、米国メモリアルデー(戦没者追悼記念日)にあわせ、ハワイ・アラモアナビーチパークにおいて、17回目となるハワイでの灯籠流し「Lantern Floating Hawaii 2015」が行なわれました。

夏の始まりとも言われるメモリアルデーの休日に、ビーチ周辺は早い時間からテントを張ってバーベキューなどを楽しむ家族連れや友人同士で賑わい、セレモニーの始まりを待つ姿が見受けられました。5万人以上の人々がアラモアナの海に浮かぶ約6000基の灯籠を見守り、セレモニーの様子は地元ハワイのテレビ局を通じ、生中継されました。
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まだ空の青が残る18時15分、ハワイの伝統楽器 "プー"(pu)の高らかな音色を合図に真如太鼓の演奏が始まり、セレモニーの幕があがりました。

灯籠流しの歴史、このセレモニーに寄せる参加者の思いを紹介したVTRの後、ハワイミュージックのグラミー賞とも言われる"ナホクハノハノアワード"の受賞歴を持つギタリスト、ジェフ・ピーターソンが亡き大切な仲間を想い奏でるギターが会場にしっとりと心地よい空気を運びました。真如太鼓とハワイアン・チャントのコラボレーションをBGMに親灯籠が会場へと入場する頃には、日の傾きとともに空が夕闇に染まり始め、会場にはゆっくりと、今は亡き親しき存在を想う、祈りの空間が広がっていきました。

ステージに登壇した苑主・伊藤真聰は、「生きとし生ける全ての命に感謝、経緯を表して流す灯籠は、波間に散り、やがて一つにまとまります。その様子を見ながら、大切な人が残してくれた素晴しい精神を受け継ぎ、未来の誰かに渡す誓いを立てましょう。そして、利他の行動を重ね、私たちの心に灯った明かりを消すことなく、未来を照らし、融和の波紋を広げていきましょう」と聴衆にメッセージを送りました。

その後、苑主と、ハワイ州知事デイビット・イゲ氏をはじめとした6名のご来賓による「誓いの灯火」の点火、ハワイ伝統のオリやフラの祈り、苑主による過去・現在・未来の命、思い、祈りをつなぐ法儀が行われ、平和の礎の為に生きた先人、身近な家族や友人をはじめ、すべての生命に感謝と敬意の祈りが込められました。西洋音楽を取り入れた、声明衆による読経がビーチに響く中、参加者は手にした灯籠を順番に海へ流しました。波間に漂う灯籠は、「Many Rivers, One
Ocean」と掲げられたテーマのように、全ての海に通じるハワイの浜辺に集った人々の様々な思いを乗せて、やがてひとつの大きな光の波を形作っていきました。

ハワイ灯籠流し 本年、真如苑では、4月の台湾、5月のハワイに続き、6月以降にドイツ・ベルリン、日本・山梨、アメリカ・NYと5回の灯籠流しを行い、世界中に平和と融和の燈火を灯します。

なお、毎年、セレモニーで使われた灯籠は全て回収され、翌年の灯籠流しに向け、ボランティアの手によるリサイクルが行われています。
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